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児童養護施設 「若草園」

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   03/11/01 (Sat)  那珂の児童養護施設 居室に無断でマイク 県、文書で改善を指導
読売新聞 茨城版 2003.11.1
那珂の児童養護施設 居室に無断でマイク
県、文書で改善を指導


 那珂町にある民間の児童養護施設「若草園」(川崎輝夫理事長兼施設長)で、居室での園生たちの様子を宿直室で聞き取れるよう、園生たちには無断でマイクを設置していることが、民間団体「いばらき子どもの虐待防止ネットワーク"あい"」(坂本博之代表代行)の調査で三十一日明らかになった。県もこの事実を確認し、文書で改善を指導した。
 若草園では計五十三人(二―十八歳)の園生が生活している。
 同ネットワークや県の調査によると、居室に設置してあるのは、病院のナースコールなどに使われているマイクとスピーカーを一体化した装置。園生の居室十六室とテレビ室一室の各天井に取り付けてあり、宿直室のスイッチを入れると部屋の音が聞こえる。居室側にはスイッチがなく、電源を切ったり、宿直室を呼び出すことはできない。一九八〇年の設立当時から取り付けてあった。
 県の調査に対して施設側は園生たちには設置を知らせていなかったことを認めたうえで、「夜間、宿直職員の手が足りず、居室で事故があったり、園生が泣いたり騒いだりした場合にすぐ対応できるよう設置した」と説明しているという。
 県は「設置自体は問題ないが、それを園生に知らせていなかったことなど、運用面で問題があった」(児童福祉課)とし、設置について園生たちに説明するよう文書で指導した。
 読売新聞の取材に対し、川崎理事長は「指摘を受けるまで問題だとは思わず、子供たちには言う必要もないと思っていた。人権が大事にされる今の時代では誤解を招く設備だったかもしれない」と話している。
 今後、職員会議に諮ったうえで園生に説明。現在進めている改装が終了後、夜泣きなどに対応するため幼児の居室だけに設置を限りたいとしている。


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