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児童養護施設 「津山二葉園」

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新 着 一 覧

   08/03/28 (Fri)  時効で請求権消滅 原告側の訴え棄却
山陽新聞・3月28日
時効で請求権消滅
養護施設虐待訴訟・原告側の訴え棄却 岡山地裁判決


 岡山県北の児童養護施設に入所していた20代の男女5人が、施設の指導員男性から長年にわたって虐待を受け、労働も強制されたとして、指導員と施設を運営する社会福祉法人などに一人千百万円の損害賠償を求めた訴えの判決で、岡山地裁は27日、「損害賠償請求は時効(3年)で消滅している」として、元入所者側の請求を棄却した。元入所者側は2003年7月に提訴。時効の起算点は「報道で虐待が明らかになった02年6月以降」と主張したが、広永伸行裁判長は「遅くとも5人それぞれが施設を退所した時点(1997年6月以前)」と述べ、虐待や強制労働の有無については言及しなかった。
 施設をめぐっては、入所児童の一時保護を受け県が実態調査。96年以降虐待被害を訴えた4人が一時保護されていたのを確認し、02年5月に運営の改善を勧告した。
 指導員と同法人は同年12月、児童福祉法違反容疑で書類送検されたが、岡山地検津山支部は「酷使を認定するに足る証拠はなかった」
として不起訴(嫌疑不十分)とした。
 指導員側は「判決文を読んでいないので現段階ではコメントできない」としている。

虐待有無触れず
原告らに失望感

 時効を理由に施設内での虐待や強制労働の有無に踏み込まなかった岡山地裁の判決に対し、児童養護施設の元入所者や支援者らは失望と憤りを隠さなかった。「肝心なことに何一つ触れていない。司法に裏切られた思いだ」元指導員に日常的に暴力を振るわれていた原告男性は語気を荒げる。弁護団も「あまりに形式的な判決。控訴するかどうか検討したい」とした。
毎日新聞・3月28日
津山・児童養護施設虐待訴訟
原告側の請求棄却      地裁判決


 津山市の民間児童養護施設の元指導員の男性から長年にわたり虐待を受けたとして、20代の元入所者の男女5人が、元指導員と施設を運営する社会福祉法人などを相手取り、計5500万の慰謝料を求めた訴訟の判決が27日、岡山地裁(広永伸行裁判長)であった。広永裁判長は「施設を退所した時点で損害賠償が請求できる立場にあり、提訴時点では時効(3年)により権利が消滅している」として、原告側の請求を棄却した。
 判決などによると原告側は03年に提訴。80年代後半から96年3月にかけて、元指導員から体罰を受け、さらに元指導員が経営するパン工場で連日、早朝から深夜までパンや紙袋の製造を無給でさせられたなどと主張。時効の起算点を巡り、「元指導員から受けた暴力のため、訴訟を起こせば仕返しをされるなどとおびえていた。賠償を求められると確信したのは02年以降のこと」としたが退けられた。
 原告側は同日記者会見を開き「判決の中で、強制労働や暴力に関して判断していない。施設の中で何が起きたか全く触れられていない判決だ」と述べた。(石戸諭)
読売新聞・3月28日
児童養護施設で労働強要
元入所者の請求棄却    地裁判決


 岡山市などの20代後半の男女5人が、津山市の児童養護施設に入所していたころ、当時の指導員が日常的に暴力を振るい、自分が経営していたパン工場などで働くことを強要されたとして、元指導員と施設を運営する社会福祉法人などに、一人当たり1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、地裁であった。
 広永伸行裁判長は、暴力などの争点は判断せず、原告の損害賠償請求権は時効で消えたとして、請求を棄却した。
 訴訟で原告側は、入所していた1981年から97年、指導員が暴力や体罰を繰り返し、自分が経営していたパン工場で長時間、無償で働かされていたなどと主張していた。元指導員と社会福祉法人は2002年に児童福祉法違反(児童酷使)の疑いで地検に書類送検されたが、不起訴処分になった。 


   08/03/27 (Thu)  一審判決
13時 岡山地方裁判所

主文
1 原告らの請求をいずれも棄却する。
2 訴訟費用は原告らの負担とする。

判決文要旨

この裁判には4つの争点がある。

(1) 被告水島によって、原告らに対する労働の強制、暴力等が行われていたか否か。
(2) 損害額の認定 各自1100万円(5500万円)
(3) 不法行為に基づく損害賠償請求権が時効消滅しているか否か。
(3) 被告らの債務不履行責任の存否

裁判所の判断

争点(1)及び(2)を判断する前に、
争点(3)で養護施設を出てから3年以上経過しているため、不法行為に基づく損害賠償請求権が存在していたとしても、時効により消滅。
争点(4) 3号措置を受けた子どもと養護施設の間には、契約ないしこれに準じる法律関係あるとは認められない。被告水島と原告は契約関係等はないから、債務不履行責任を問うことは出来ない。

以上によれば、その余の争点について判断するまでもなく、原告らの請求はいずれも理由がないから棄却する。


   07/12/13 (Thu)  
判決(延期)


   07/04/05 (Thu)  公判のお知らせ
4月19日(木)13:30〜17:00

証人尋問
岡山地方裁判所


   07/02/28 (Wed)  公判のお知らせ
2月28日(水)10:30〜12:00 13:30〜17:00

証人尋問
岡山地方裁判所


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