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   04/03/22 (Mon)  社会福祉法人照光会の運営の適正化について
社会福祉法人照光会の運営の適正化について


 社会福祉法人照光会に対して社会福祉法(昭和26年法律第45号)第56条第1項に基づく検査の結果、法人運営において著しく適正を欠くと認められた事項に関して、同条第2項の規定に基づき下記のとおり知事の改善命令が発せられました。



1 改善命令年月日
 平成16年3月22日(月)

2 社会福祉法人照光会の概要
 (1)代表者  理事長 村岡堯淳
 (2)法人所在地 一宮市丹陽町外崎字久古486番地
 (3)設立年月日 昭和42年5月28日
 (4)役員等の状況 理事6名 監事2名
 (5)実施事業 児童養護施設「照光愛育園」(定員50名 施設長 山口俊廣)
         児童養護施設「子どもの家 ともいき」
(定員60名 施設長代理 山口俊廣)

3 改善命令の主な内容
(1) 過去において、理事会の開催がなく、予算、事業計画、役員改選などの重要案件が審議されていなかったが、今後、理事会の運営は法令、定款を遵守し、適切に行うこと。
(2) 事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支計算書は会計年度終了後2ヶ月以内に作成し、監事に提出するとともに、監事は理事の業務執行の状況及び法人の財産の状況を監査すること。また、現況報告書は会計年度終了後3ヶ月以内に県に届け出ること。
(3) 職員給与について、給与規定どおりに適正な給与の支払いを行うとともに、会計責任者の恣意的な給与支払を防止し、諸控除に関わる事務処理を適正に行うこと。
(4) 不適切な支出額等について、施設会計に早急に補填すること。
 また、社会福祉法人は、公益性の高い事業を経営しており、その経営に当たって透明性を確保することが強く要請されていることから、会計処理においても、真実な内容を表示し、正確な会計帳簿を作成すること。
(5) 過大受給となっている平成13年度民間社会福祉施設運営費補助金5,317,000円を別に定める期限までに返還すること。

別記
1 著しく適正を欠く運営と認められた内容
(1) 過去において、理事会が適切に開催されていないため、理事会の要議決事項について審議、議決が行われていなかった、また、理事会議事録の記帳内容が不正確であった。
(2) 事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支計算書が会計年度終了後2ヶ月以内に作成されていなかった。また、現況報告書が会計年度終了後3ヶ月以内に県に届け出られていなかった。
 監事が行うこととされる職務がなされていなかった。
(3) 平成13年度給与について、超過勤務手当、宿日直手当等を支払い根拠となる実績簿(超過勤務命令簿、宿日直勤務表、手当認定簿等)に基づかないで支出していたこと、給与規定にない手当を支出していたことから、2,332,265円が過大に支給されていた。
(4) 平成13年度において、職員として勤務実態のない者について、常勤職員として給与2,218,343円を支給していた。
(5) 平成14年度給与について、給与規定どおりに支払われていなかったこと、給与規定にない手当を支出していたことから、全職員の給与を再計算し、5,691,144円を追加支給する必要があること。
 この他、平成14年度において、職員に支払わなければならない賞与等4,029,211円(平成15年3月期末手2,212,667円、平成14年所得税年末調整による還付金1,234,979円、平成15年3月分超過勤務手当、宿日直手当581,565円)があったが、それぞれ平成15年4月及び5月に職員に支払われていた。
(6) 職員の所得税、住民税、社会保険料及び職員親睦会積立金の控除について、計算誤り、給与支払報告書の提出の遅れ、所得税の納付遅滞があるなど事務処理が非常にずさんである。また退職等した職員の住民税33,100円を法人が負担していた。
(7) 平成14年1月分の職員給食費収入170,480円が施設会計に入金されていなかった。
(8) 平成13年度及び14年度支出について、領収書等証憑がないものや、証憑があっても、不適切な支出と認められるもの3,183,074円、平成14年度において、元施設長の管理していた法人名義の通帳から出金があるにもかかわらず、使途が特定できないまま、決算上多額の仮払金を発生させたもの5,889,982円及び平成14年度において、預かり金を流用し、流用先の使途が不明なもの3,599,549円があり、経理が非常に不適切であった。
(9) 平成13年度の民間社会福祉施設運営費補助金において、勤務実施から補助対象職員とは認められない職員の補助金を受けとっていたこと、また、超過勤務手当等実績報告書と事業実績とに相違があったことから、5,317,000円過大に受給していた。

2 改善命令の内容
(1) 過去において、理事会の開催がなく、予算、事業計画、役員改選などの重要案件が審議されていなかったが、今後、理事会の運営は法令、定款を遵守し、適切に行うこと。
(2) 事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支計算書は会計年度終了後2ヶ月以内に作成し、監事に提出するとともに、監事は理事の業務執行の状況及び法人の財産の状況を監査すること。また、現況報告書は会計年度終了後3ヶ月以内に県に届け出ること。
(3) 職員給与について、給与規定どおりに適正な給与の支払いを行うとともに、会計責任者の恣意的な給与支払いを防止し、諸控除に関わる事務処理を適正に行うこと。
(4) 不適切な支出額等について、施設会計に早急に補填すること。
 また社会福祉法人は、公益性の高い事業を経営しており、その経営に当たって透明性を確保することが強く要請されていることから、経理事務のあり方を抜本的に見直し、責任体制及び相互牽制機能を整備、強化するとともに、会計処理においても、真実な内容を表示し、正確な会計帳簿を作成すること。
(5) 過大受給となっている平成13年度民間社会福祉施設運営補助金5,317,000円を別に定める期限までに返還するとともに、どう補助金の受領の日から納付の日までの日数に応じて計算した加算金を納付すること。


   04/03/23 (Tue)  一宮の児童養護施設が組織一新、責任強化使途不明金問題で県が改善命令
「ともいき」中日新聞記事 3/23 愛知版
一宮の児童養護施設が組織一新、責任強化使途不明金問題で県が改善命令 

 一宮市春明の児童養護施設「子どもの家ともいき」の使途不明金問題で、県は二十二日、運営の適正化などを求める改善命令を出し、一つの区切りを付けた。同施設を運営する社会福祉法人「照光会」の関係者らは「今後、二度とこういうことがないようにしたい」と事件への反省と組織の健全化への決意を示した。(広瀬和実)

 「ともいき」の使途不明金問題は昨年九月に発覚。県は、当時会計責任者だったともいきの前施設長(40)が、二〇〇一−〇二年度にかけてずさんな会計処理を行い、約千七百四十万円の不適切な支出を行っていたと結論付けた。 同法人の村岡尭淳理事長(67)は「公金を使って施設を運営しているという感覚に欠けた行為。二度とこのようなことを起こさないようにしたい」と反省の弁を述べた。使途不明金については、すでに前施設長側から千九百万円が同法人の会計に補てんされたという。同法人は今後、外部から新たに施設長などの人材を採用するとともに、傘下の児童養護施設「照光愛育園」との間で人事交流を進め、組織の一新や責任体制を強化するという。 前施設長の父親でもある前理事長(70)は、事件発覚後の昨年十月、責任を取って理事長を辞任。現在は「照光愛育園」の施設長と「ともいき」の施設長代行を務めており、改善命令を受け「申し訳ない気持ちでいっぱい。命令に従い、一刻も早く施設改善を進めたい」と述べた。 事件発覚当時に取りざたされた、前施設長の私的流用については「そのような事実も痕跡もなかった。施設の運営について長男に任せきりにし、監督不行き届きだった」と反省し、「入所の子どもたちに影響がないよう職員一丸で取り組みたい」と述べた。 二〇〇一年三月まで「ともいき」を運営していた一宮市は「施設を移譲した経緯もあり、今後も経営内容について見守り、助言していきたい」との立場を示した。
2004/03/22 時事通信ニュース速報
児童施設で1700万円使途不明=愛知県が改善命令

 愛知県一宮市春明の児童養護施設「子どもの家ともいき」で、使途不明金などが1700万円余に上ることが分かり、同県は22日、施設を運営する社会福祉法人「照光会
」に対し、運営の適正化を求める改善命令を出した。


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