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児童養護施設  城山学園

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   00/01/01 (Sat)  [99激動の1年]/3 県政 課題山積の岡崎県政 /神奈川
1999/12/26 毎日新聞 地方版/神奈川
[99激動の1年]/3 県政 課題山積の岡崎県政 /神奈川

(略)

 ◇児童養護施設で体罰

 8月に鎌倉市の児童養護施設「鎌倉保育園」で職員による入所児童への体罰が横行していることが発覚した。「かながわ子ども人権審査委員会」が退職した職員らに聞き取り調査をしたところ、少なくとも児童5人が職員から殴る、けるの体罰を受けていたことが判明した。児童福祉審議会の意見具申を受けて県は、同園に対して職員の人事刷新などを求めた改善勧告を出した。

 体罰は湯河原町の児童養護施設「城山学園」でも起きていた。関係者によると、職員が入所児童に体罰をしたほか、通学している公立小学校で騒いだ児童に対して登校を禁止する処分もあった。県は問題の根本に、管理職員の指導力の欠如や職員同士のあつれきがあると見て、12月2日に同学園に人事など13項目について改善勧告をした。これに対して同学園は同月24日、職員の資質の向上などを約束した改善計画書を県に提出した。

(略)

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1999/12/25 毎日新聞 地方版/神奈川
城山学園が県に「改善計画書」を提出−−体罰問題などで /神奈川

 体罰問題などで県から改善命令の出されていた湯河原町の児童擁護施設「城山学園」は24日、県に対し「改善計画書」を提出した。

 同学園は県の調査で職員が児童にテレビゲーム機を投げ付けたり、児童をたたくなど数件の体罰を特定。今月2日に施設の児童の処遇など13項目にわたる「改善勧告」をして、24日までに改善計画書を提出するよう求めていた。

 提出された計画書は児童の処遇のほか、施設の運営管理、職員の資質向上といった勧告の項目ごとに応える形で、これまでルーズだった職務分担を明確にさせることなどをうたっている。また「管理運営にたけ、児童福祉に対して高度な識見と経験を有する者を」とされた園長の後任人事について、「なるべく早く人選するよう努力したい」としている。

 県は同日から不備、疑問点がないかなど詳細な審査を始め、早ければ年内にも審査結果を出すことにしている。計画書を提出した平岡真理事長は「期間が3週間と短く、完ぺきなものを作ることは難しかったが、勧告に対して誠意をもって答えた」と話している。【真鍋光之、澤晴夫】

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1999/12/16 毎日新聞 地方版/神奈川
民間児童施設などに、歳末プレゼント贈る−−毎日社会事業団 /神奈川

 毎日新聞東京社会事業団は15日、民間児童施設と障害者小規模作業所に歳末プレゼントを贈った。県内では次の施設、作業所に届けた。

 ◇児童施設=▽横浜市磯子区、誠心学園▽同旭区、旭児童ホーム▽同中区、聖母愛児園▽同、日本水上学園▽同、高風子供園▽川崎市中原区、新日本学園▽同宮前区、川崎愛児園▽茅ケ崎市、白十字会林間学校▽同、茅ケ崎学園▽同、子どもの国▽綾瀬市、唐池学園▽小田原市、ゆりかご園▽鎌倉市、鎌倉保育所▽横須賀市、春光学園▽藤沢市、聖園子供の家▽相模原市、中心子どもの家▽座間市、成光学園▽大磯町、エリザベスサンダースホーム▽箱根町、強羅暁の星園▽同、箱根恵明学園▽葉山町、幸保愛児園▽湯河原町、城山学園▽二宮町、心泉学園

 ◇共同作業所=▽横浜市、S・E・センター樽町▽川崎市川崎区、もくれん工房▽藤沢市、村岡あゆみの会▽相模原市、光の里作業所▽厚木市、工房小野橋▽座間市、えのきの里

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1999/12/03 毎日新聞 地方版/神奈川
校内で傷害、1人入院−−湯河原町・城山学園、10月21日に入園生同志 /神奈川

 ◇県の対応遅れも遠因か

 県から改善勧告の出された湯河原町の「城山学園」(金子益雄園長)で、中学3年の入園生同士が10月21日に学校内で傷害事件を起こし、1人が約半月間入院していたことが、2日までの毎日新聞の調べで分かった。県は体罰問題が発覚した9月中旬ごろから状況の確認などを続けていたというが、傷害事件のあった21日に入園生、職員への調査方法などについて打ち合わせをするなど、やっと重い腰を上げた格好で、「もう少し県の対応が早ければ、事件は起きなかったかもしれない」と話す学校関係者もいる。【澤晴夫】

 関係者によると、事件は10月21日の昼休みにあり、中学3年生が同じ学年の入園生の腹を激しく殴っているところを駆け付けた教師が取り押さえたという。殴られた生徒は腹膜炎とすい臓によじれのあることなどが分かり、同町内の病院に入院。傷害事件にかかわった2人が9月ごろに家出し、学園に戻った際、暴力被害に遭った生徒が「誘われて、いやいややった」というようなことを職員に漏らしたことに腹を立てたらしい。

 事態を重く見た学校関係者は、加害者と被害者が同じ学園にいることは問題とし、速やかな「措置換え」を求めたが、そのままだった。傷害事件を起こした生徒は毎日新聞が「学園での暴力は日常的だった」との記事を掲載した11月17日夕、小田原署員らによって「緊急同行」され、横浜市内の少年鑑別所に送られた。

 体罰問題で県児童福祉課と小田原児童相談所は、傷害事件のあった21日、入園生らへの調査について打ち合わせし、25日から聞き取り調査を始めている。

 2日の改善勧告の中で県は児童の状況について「情緒的不安定を誘発する環境により、問題行動の多発」を挙げているが、学校関係者は「今年6月末に、入園している小学生が学校の保健室を“占拠”するなど、ザワザワとしており、学園側に養育、指導の徹底を要請していた。問題行動の起こることも懸念していただけに、もっと早く県が対応していれば、傷害事件は起こらなかったはず」と、対応の遅さに憤りも見せている。

■写真説明 改善勧告の出された城山学園

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1999/12/03 中日新聞
城山学園に改善勧告

 神奈川県は二日、同県湯河原町城堀の社会福祉法人「城山学園」(平岡眞理事長)に対し、「職員管理体制の弱体化や頻繁な配置換えなどによる施設運営体制の混乱で、著しく児童の処遇水準が低下し、体罰など不適切な処遇が行われていた」とし、児童福祉法に基づき改善勧告を行った。

 同法人経営の児童養護施設「城山学園」には、幼児から高校生まで四十三人が入所している。

 県の調査では、職員がゲーム機のコントローラーを女児に投げつけ足に当たった事案と、男児をたたいた体罰の二件が確認され、小学校で騒いだ女児五人を八日から十四日間登校禁止としながら、その間指導せず放置したとしている。

 改善勧告は、施設長(園長)に管理能力にたけ、児童福祉に関し高度な識見と経験を有する者を充てるよう求めるなど十三項目で、「改善計画書」は今月二十四日までに提出するよう求めている。

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1999/12/02 毎日新聞 東京夕刊
城山学園の体罰、県が改善勧告−−神奈川

 神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で体罰が繰り返されていた問題で、神奈川県は2日、同学園に対して児童への環境改善などを求める改善勧告をした。県は10月から職員や児童らから聞き取り調査を実施し、体罰や園内での生活環境などを調査していた。

 県によると、調査の結果、職員が児童にテレビゲーム機を投げつけた▽児童をたたいた、など数件の体罰を特定した。改善勧告では、同学園に対して児童の生活環境を改善し、職員同士の意思疎通を図ることなどを求めている。県は今月24日までに改善計画書を提出することを義務づけた。

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1999/12/02 毎日新聞 地方版/神奈川
湯河原の養護施設「城山学園」の体罰、県がきょう改善勧告 /神奈川

 ◇児童福祉法の最低基準に違反

 湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)での体罰問題で、県は1日までに、職員が児童に対して数件の体罰をしたことを認定、児童の保護などを定めた児童福祉法の最低基準に違反するとして、2日に同学園に対して改善勧告をする。県は人事刷新を含めた大規模な改革が必要と指摘している。

 県が認定した体罰は、テレビゲームを続けて職員の呼びかけに応じなかった小学生女児の足に、職員がゲーム機のコントローラーを投げつけた▽男児らのけんかの仲裁に入った職員が男児を殴った――など数件。また、今年6月に小学校高学年の女子5人が授業中に騒ぎ出し、保健室に居座っていたことについては、懲戒権の乱用には当たらないとしながらも、「登校を禁止させた後、児童らを放置し、学習権利を一時停止させた」と判断した。県は一連の問題の背景に、管理職員に指導力がなく、一部の職員が指導方針を勝手に決めている▽職員間に不信感がある▽理事会が機能せず、再建意欲に乏しい――などと指摘し、「大規模な改革が必要で、その間の児童の安定を図るための手段を検討する必要もある」と説明している。

【真鍋光之】

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1999/12/02(木) NHKニュース速報
湯河原町の児童養護施設で体罰 神奈川県が改善勧告

 神奈川県湯河原町(ユガワラマチ)の児童養護施設に対し、神奈川県は体罰が行われるなど入所している子どもへの指導に問題があるとして、きょう改善勧告を出しました。

 改善勧告を受けたのは、湯河原町にある児童養護施設「城山学園(シロヤマガクエン)」で、神奈川県ではきょう、施設側に改善勧告書を手渡しました。

 神奈川県によりますと、この施設には四十人余りの子どもが入所していますが、テレビゲームをやめなかった子どもに職員がゲーム機を投げつけるなど体罰があったということです。

 さらに、子どもへの指導に不公平な部分や不十分なところがみられるということです。

 きょうの改善勧告では、城山学園に対し、子どもの処遇などに関して管理規程を整備すること、理事に子どもの人権に詳しい学識経験者などを加えること、職員に対する研修を継続的に行うことなどを求めていて、今月二十四日までに改善計画書を提出することとしています。

 改善勧告を受けた城山学園の平岡理事長は「このような事態になり、誠に申し訳ない。早急に理事会を開いて対応したい」と話しています。

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1999/12/02(木) 共同通信ニュース速報
体罰問題で改善を勧告 神奈川県児童養護施設

 神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で入所児童に対して体罰などが行われていた問題で、同県は二日、城山学園に施設運営や人事面などについて具体的な改善計画書を今月二十四日までに提出するよう勧告した。

 勧告は人事上の措置として、子どもの人権問題に詳しい学識経験者らに理事を委嘱することなどを指導。さらに入所児童の処遇の明確な基準作りや、全職員を対象とした研修の実施などを求めている。

 同県児童福祉課によると、城山学園では、数人の職員が入園中の児童に家庭用テレビゲームの機械を投げつけたり、顔を殴るなどの体罰を加えたほか、集団で騒いでいた小学生の児童数人を一―二週間登校させないなど、指導上の問題点が指摘されていた。

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1999/11/19 毎日新聞 地方版/神奈川
19人中16人が体罰受ける−−城山学園の園児証言 /神奈川

 ◇殴る、無視する、自由奪う…

 湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で体罰が繰り返されていた問題で、同園の小中学生が指導員らから体罰を受けた事実を、自主的な話し合いの場で証言していたことが18日分かった。【澤晴夫、真鍋光之】

 ◇先生5人の実名挙げて

 同園には小学生18人、中学生10人ら合計43人が入園している。学園内での体罰や、いじめが毎日新聞で報道されたことから、金子園長の許可を受けて17日夜、職員を交えず、入園生だけで自主的な話し合いの場を持ったという。この結果、話し合いに参加した19人のうち16人が、「殴られたことがある」などと、体罰を受けていたことを明らかにした。

 「殴った先生」について指導員1人と、保母4人の実名を挙げ、「無視をする」「すぐ殴る」「いやなことを無理にやらせる」「悪口を言う」などと具体例を挙げた。また、「体罰をしたのは先生なのに全部子供のせいにしている」と話したほか、「先生が子供を殴っても園長は注意しない」「子供の自由を奪う」などとも話している。

 金子園長らは「何も聞かされていないが、体罰があったとしても、ずいぶん前のことだ。厳しくしていることが嫌がられているのかもしれないが、いまは絶対にない」と話している。

 この問題で県は金子園長や職員、児童から聞き取り調査をしたほか、連日のように同園や児童相談所と連絡を取り合い、状況の把握に努めている。県児童福祉課では「危機感を持っているのは事実。今月末をめどに方針をまとめ、解決のための具体的行動を取りたい」と話している。

■写真説明 体罰問題で揺れる湯河原町の城山学園

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1999/11/17 毎日新聞 地方版/神奈川
日常的だった暴力、年長児童から小さな子に−−体罰問題の城山学園 /神奈川

 ◇青あざや傷絶えず、職員の不在も多く

 湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で体罰が繰り返されていた問題で、同園に小学生男児を預けている家族が16日までに毎日新聞の取材に応じ、青あざや傷を負って帰宅した子供の様子などを具体的に話した。職員から児童への体罰の有無は不明だったが、年長の児童から幼い子供への暴力は日常的にあり、制止する職員もほとんどいない実態が浮かび上がった。

【澤晴夫、真鍋光之】

 家族によると、児童は平日は同園で過ごし、週末に家に帰る生活をしている。家族が迎えに行った日、目の横あたりが紫色にはれ上がっており、痛そうにしていた。不審に思って職員に問いただすと、「友達とふざけていたようだ」と言った。自宅で児童に聞くと、「先輩からいじめられた」と話すだけで、詳しいことは言わなかった。

 わき腹には大きな青あざや切り傷があった。家族がさらに児童に聞くと、部屋が消灯で暗くなると、上級生が小学生の低学年生の所に来て「昼間、生意気な口をきいた」などの理由で殴られたこともあるという。また、「ボクシングをやろう」と誘われて殴るけるなどの暴力を受けたとも話した。

 家族が同園に不信感を抱いている点は、職員がだれもいない時が多く、職員同士の引き継ぎもできていないことだという。家族が昼間訪ねても職員室だけでなく、各部屋とも職員が不在で、幼い子供たちだけで遊んでいたり、泣いていることが何回かあった。後から同園に聞くと、「人手が足りず、残っている職員に用ができて出かけるとどうしようもない」と言われた。

 また、児童の服は担任の職員が管理して着替えさせることになっているが、担任が連休でいない時には引き継ぎがないために汚れた服のままで数日間、過ごすこともあった。家族は同園だけでなく、児童相談所にも実状を訴えて改善を求めたが、「調べます」というだけで何の変化もなかったという。

 同学園では通学先の小学校でトラブルを起こした子供を登校禁止にしたケースもあった。登校先の小学校校長によると、トラブルがあったのは今年6月末ごろ。同園から来校している高学年の女子5〜6人が、授業中に校内で騒いだ。校長によると、暴力をふるうということではないが、授業をまったく聞かなかったり、教師に反抗し、保健室に居座ることもあった。数日間、続いたので学校側も危機感を持ち、児童相談所の方と話し合いを持った。

 校長によると、その場で同園に「子供たちが落ち着くまで登校を控えたらどうか」と話し、勉強ができる状態に戻るまで様子を見ることになったという。校長は「登校を禁止すると言ったことはない。ただ、同園としたら『登校禁止』というふうに理解したのかもしれない。そのようにとらえられたのなら、こちらに落ち度があった」と話した。

 金子園長は「過去に指導面で若干行き過ぎた面があり、受けた側からするとやり過ぎと思われたかもしれない。ただ、今はないと言ってもいい」とした上で、「大きな子が小さな子を呼んでいじめたことはあるかもしれない。指導の行き届かなかったところだと思う」と話した。

 しかし、先月21日に中学3年生の入園生同士が通学先の学校内でけんかをし、けがをした事件があり、このことを知らない職員もいたといい、同園の指導や養育体制に疑問を投げかける声も出ている。

 同園には現在、小学生18人、中学生10人、高校生5人のほか、未就学児10人の計43人がいる。幼児部のほか、小学生から高校生まで縦割りで五つのグループに分かれて生活をともにしており、関係者は「悪く言えば、ろう名主的、タコ部屋的になりかねない」といい、この体制が入園生らに悪影響を与えているのではないかという。

 また、入園生の前で職員同士がなじり合ったこともあり、この点について金子園長は「指導の仕方に温度差や行き違いがあり、対立するようなことがあったかもしれない」と説明している。

■写真説明 湯河原町の城山学園

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1999/11/17 毎日新聞 地方版/神奈川
施設長を対象に、2月に専門研修会−−県、今月中に調査結果まとめ /神奈川

 児童養護施設「城山学園」や「鎌倉保育園」(鎌倉市)などの体罰問題を受け、県は16日、来年2月に児童養護施設の施設長を対象に専門研修会を開くことを明らかにした。これまで県社会福祉協議会の児童福祉分科会で月1度程度の施設長会があったが、県も主体となって初めて啓発活動を行う。また、城山学園の体罰の調査結果を今月中にもまとめる意向を示した。

 県によると、専門研修会は子供の意識や人権擁護などをテーマに弁護士らを招いて講習する方針。県と社協が共催する形になる。

 一方、岡崎洋知事は同日、続発する体罰問題について「(施設の体制などを)厳しく見直さなければならない」と述べた。室谷千英副知事も「今後、予定している専門研修などで(子供の人権を)きちっと教えることが必要だ」と話した。

   ◇   ◇

 県は同日、児童から職員が挑発的な行動を受けた場合の対応などの実務研修を初めて、来月20日に横浜市の県社会福祉会館ホールで開くことを明らかにした。県内の児童養護施設などの職員約100人が対象で、職員2人がかりで押さえる「ホールディング」などの技術指導を講師を招いて教える。

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1999/11/12 毎日新聞 東京朝刊
神奈川の養護施設で、職員が子供に体罰−−県が調査、改善勧告の方針

 両親がいなかったり、親に面倒をみてもらえない子供たちが入所する神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で、職員が子供に殴るけるの体罰を繰り返していたことが11日、明らかになった。通学先の小学校でトラブルを起こした子供を登校禁止にしたケースもあり、事態を重視した県は児童相談所などと連絡を取り、入所者や学園関係者らの聞き取り調査に乗り出した。実態把握ができ次第、改善勧告を行う方針。

 関係者によると、体罰は園内で日常的に行われ、少なくとも3人の職員が複数の子供の顔を平手打ちしたり、腹をけり上げるなどし、青いあざを作ったり、負傷させたりしていた。さらに、通学先の小学校でけんかなどのトラブルを起こした子供を1〜2週間、園内に閉じ込めて登校禁止にしていた。また、園内では子供同士のけんかが相次ぎ、職員の中には見て見ぬふりをする例もあったという。金子園長らは体罰について「指導で行き過ぎた面があり、やり過ぎと思われたかもしれない」と説明している。

 同園は1957年に開園し、67年に社会福祉法人として設立認可された。定員は55人で、現在、幼児、小中高生43人が入所している。

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1999/11/12(金) 毎日新聞ニュース速報
<特報・体罰>神奈川の児童養護施設で職員が子供を殴るける

 両親がいなかったり、親に面倒をみてもらえない子供たちが入所する神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で、職員が子供に殴るけるの体罰を繰り返していたことが11日、明らかになった。通学先の小学校でトラブルを起こした子供を登校禁止にしたケースもあり、事態を重視した県は児童相談所などと連絡を取り、入所者や学園関係者らの聞き取り調査に乗り出した。実態把握ができ次第、改善勧告を行う方針。

 関係者によると、体罰は園内で日常的に行われ、少なくとも3人の職員が複数の子供の顔を平手打ちしたり、腹を蹴り上げるなどし、青いあざを作ったり、負傷させたりしていた。さらに、通学先の小学校でけんかなどのトラブルを起こした子供を1〜2週間、園内に閉じ込めて登校禁止にしていた。また、園内では子供同士のけんかが相次ぎ、職員の中には制止できずに見て見ぬふりをする例もあったという。

 金子園長らは体罰について「指導で行き過ぎた面があり、受けた側からすればやり過ぎと思われたかもしれない」と説明。登校を禁止させたことについては「小学校内で問題行動があったためで、仕方のない措置だと思っている」などと言っている。

 県は体罰の具体的な内容やいつから、どのような理由で行われてきたかなどを詳しく調べている。

 同園は1957年に開園し、67年に社会福祉法人として設立認可された。定員は55人で、現在、幼児、小中高生の43人が入所している。職員は園長、指導員、保母、栄養士ら約20人。

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1999/11/12(金) 共同通信ニュース速報
児童に体罰、登校させず 神奈川県の養護施設

 神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で、職員が入所中の子供に殴るなどの体罰を繰り返したり、登校させないようにしたりしていたことが十二日、神奈川県の調査で分かった。

 同県は実態調査の後、改善勧告などの措置を取る方針。
 同県児童福祉課などによると、入所中の子供が、職員数人から顔を平手打ちしたり、腹部をけるなどの体罰を受けたと訴えている。

また六月下旬、養護学校の保健室で騒いだ小学校高学年の児童五人を、一―二週間登校させなかった。

 城山学園は一九五七年開園で、現在は虐待や離婚など家庭に問題がある幼稚園から高校生までの子供四十三人が入所中。指導員や保母ら二十人が勤める。

 同園は「体罰はあったかもしれないが、日常的に行われていたわけではない。登校させなかったのは、授業を受けることの大切さを児童に考えさせるため」と話している。

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1999/11/12 産経新聞 東京夕刊
湯河原の養護施設 職員が子供に体罰

 神奈川県湯河原町城堀の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で、職員が子供に殴るけるの体罰を繰り返していたことが十二日、分かった。県は入所者や職員から事情を聴き、事実関係を調査している。

 同園は両親がいないなど、親に世話をしてもらえない幼児、小・中学・高校生が入所している。県の調査によると、数人の子供が殴るけるの体罰を加えられたと話しており、顔をなぐられてあざができた子供もいた。また、通学している小学校でけんかをしたとして、学校と相談の上「反省のため」五人の児童を、一−二週間学校へ行かせなかった。

 金子園長は「指導の一環として残念ながら体罰があったかもしれない。(登校禁止について)『学校に行きたくない』と言ったので、学校の了承をとって休ませただけだ」と話している。

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1999/11/12 中日新聞 夕刊
神奈川の養護施設で体罰 職員が平手打ち

 両親がいない児童や生徒らが入所する神奈川県湯河原町の児童養護施設「城山学園」(金子益雄園長)で、職員が子どもを平手打ちするなどの体罰があったことが分かり、同県福祉部は十二日までに、入所者や職員からの聞き取り調査に乗り出した。学園側は園内で体罰があったことを大筋で認めているという。県は過去にも体罰があったかどうか退所者からも聞き取りをし、今月末ごろには行政指導を行う方針。

 県によると、今年六月、学園から近くの小学校に通う児童数人が学校内でトラブルを起こし、学園は児童らの登校を禁止した。これに関し、事情を聴くため県が先月末に入所者や職員から聞き取り調査を行い、入所者が「職員から平手やこぶしで殴られた」と話していることが分かった。

 金子園長は県の調査に「行き過ぎた面があったかもしれない」などと話しているという。

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1998/12/16 毎日新聞 地方版/神奈川
施設、作業場に歳末プレゼント−−毎日新聞社会事業団 /神奈川

 毎日新聞東京社会事業団は15日、民間児童施設と障害者小規模共同作業所に歳末プレゼントを贈った。県内では次の施設、作業所に届けた。

 ◇児童施設=▽横浜市中区、高風子供園▽同、聖母愛児園▽同、日本水上学園▽同市旭区、旭児童ホーム▽同市磯子区、誠心学園▽川崎市中原区、新日本学園▽同市宮前区、川崎愛児園▽横須賀市、春光学園▽鎌倉市、鎌倉保育園▽藤沢市、聖園子供の家▽茅ヶ崎市、子どもの国▽小田原市、ゆりかご園▽海老名市、中心学園▽座間市、成光学園▽綾瀬市、唐池学園▽三浦郡葉山町、幸保愛児園▽中郡大磯町、エリザベスサンダースホーム▽同郡二宮町、心泉学園▽足柄下郡湯河原町、城山学園▽同郡箱根町、強羅暁の星園▽同、箱根恵明学園

 ◇共同作業所=▽横浜市泉区、地域作業所ぴぐれっと▽横須賀市、公郷かりがね作業所▽小田原市、障害者地域作業所ゆう▽相模原市、グリーンホーム作業所▽大和市、障害者地域作業所あるむ


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