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児童養護施設 「聖小崎せいこさきホーム」

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   00/04/05 (Wed)  「虐待の事実なかった」 体罰はしつけの範囲−−「聖小崎ホーム」北九州市調査結果
2000/04/05(水) 毎日新聞朝刊
「虐待の事実なかった」 体罰はしつけの範囲−−「聖小崎ホーム」北九州市調査結果

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」(定員60人)の関係者が児童虐待を証言した問題で、子どもらに聞き取り調査をした市は4日「具体的な虐待の事実はなかった」と結果発表した。市に届いた告発文書などが挙げた51例について「ごく一部に体罰の事実はあったが、しつけの範囲内だ」と説明した。

 これを基に、市は施設側に「しつけが虐待と受け止められることのないよう職員は十分配慮する」など3項目を行政指導した。

 聞き取りした古石静磨・前市児童相談所長らが記者会見した。3月2〜30日、在園児5人▽小田雅憲施設長ら職員11人▽元職員や卒園児▽園児の通学先の校長ら関係者――計31人に個別に事情聴取。在園児には施設内の個室や児童相談所で話を聞いた。その結果「事実がなかった」39例▽「事実確認ができなかった」4例▽「しつけの範囲内」8例となった。

 しつけの範囲内としたのは「布団たたきや竹刀で尻などをたたく」などの例。職員と在・卒園児の話から「軽くたたくことはあった」と認定した。しかし「子どもは理由を納得している」「口頭の注意後で、激しくたたいたこともない」として、虐待ではないと結論づけた。

 「幼児を壁に向かって投げつけた」例は目撃証言した元職員以外に、指摘された職員らがいずれも否定した▽「職員の気分次第でたたかれた」例は、訴えた在園児本人に虚言癖があり信用性に乏しい――などとして事実がないと判断した。「子どもに無断で机を探る」ことは職員も認めた。

 行政指導は他(ほか)に、持ち物検査は子どもとの信頼関係を損なわないよう配慮する▽子どもの「しつけ」について職員が統一的な指導をできるような体制の強化や、自由な意見交換ができる雰囲気づくり――の2点。【高倉友彰】

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2000/04/05(水) 読売新聞朝刊
児童・生徒虐待事実ない 八幡西の養護施設 市が調査結果を発表

 八幡西区本城東の児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長、六十人)の職員が児童・生徒を虐待した疑いがあるとして、福岡市内の弁護士が県弁護士会に人権救済を申し立てた問題で、北九州市は四日、同ホームについて「調査の結果、虐待の事実は認められなかった」と発表した。

 市によると、市児童相談所長と児童家庭課長の二人が約一カ月にわたり、同ホームの関係者三十一人から、匿名で市に寄せられた虐待事例の事実関係について聞き取り調査した。調査対象になった事例は「職員が幼児を壁に投げつけた」「児童を竹刀や布団たたきで何度もたたいた」など約五十項目にのぼったが、市は「布団たたきや竹刀でたたく行為はあったが、いずれも軽く、『しつけ』の範囲を超えるものはなかった」とした。

 その上で、同ホームに「しつけ」が「虐待」と受け止められないよう、職員の配慮を徹底させるという内容の行政指導を行った。

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2000/04/05(水) 朝日新聞朝刊
聖小崎ホーム「虐待はなし」北九州市が調査結果

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」で、職員が子供たちに暴行や精神的な嫌がらせをしているという訴えを受け、施設の調査をしていた北九州市は四日、「虐待の事実はなかった」と発表した。

 市によると、調査は三月二日から三十日にかけて、施設職員や子供たちなど計三十一人から聞き取りで実施した。

 訴えは「竹刀でたたかれた」「子供を壁に向かって投げた」など五十一項目あったが、市は「事実ではなかったものと、事実でも『しつけ』の範囲内というものだった」と判断した。ホームに対しては、「『しつけ』が『虐待』と受け止められないよう配慮する」ことを指導した。

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2000/04/05(水) 西日本新聞朝刊
疑惑の児童施設 虐待の事実ない 北九州市が調査報告

 北九州市は四日、八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長、五十三人)で職員が園児を虐待しているとされた問題で、関係者に聞き取り調査を行った結果、「虐待の事実はなかった」とする報告書を公表した。

 調査は、市に匿名の内部告発があった三月二日から三十日まで、児童家庭課長らが施設職員や園児ら計三十一人に個別に面接して実施した。

 告発のあった五十一件について調べたが「幼児の首をつかんで壁に投げつけた」との指摘には「事実そのものがなかった」と全面否定。「竹刀でたたいた」は「しつけとして頭をコツンとたたいた程度で虐待ではない」などし、三十九件が事実無根、八件がしつけの範囲内と結論づけた。残る四件は園児が卒園したりして事実確認ができなかったという。

 この問題では、県弁護士会人権擁護委員会に人権救済の申し立てが行われており、同委員会は「今後、調査するかどうか決める」としている。


   00/04/04 (Tue)  虐待ないが十分配慮を」 児童養護施設を行政指導 北九州
2000/04/04(火) 共同通信ニュース速報
「虐待ないが十分配慮を」 児童養護施設を行政指導 北九州

 北九州市八幡西区の民間児童養護施設「聖小崎ホーム」の職員が児童や生徒を虐待していると内部告発があった問題で、北九州市は四日、「具体的な虐待の事実はなかった」とする調査結果を発表した。

 その上で、同ホームを運営する社会福祉法人に「しつけが虐待と受け止められることがないよう、十分な配慮を職員に徹底すること」などを求める行政指導を同日付で行った。
 同市によると、三月上旬に同ホーム関係者から「子どもを竹刀でたたくなどの暴力が繰り返されている」という内部告発があった。

 市は職員や子どもら約三十人に聞き取り調査。剣道道場に引率した職員が、騒いでいた子どもの頭を竹刀で軽くたたいたことなどが確認されたが、虐待はなかったとしている。
 内部告発を受け、福岡県弁護士会所属の弁護士が、同弁護士会に人権救済を申し立てている。


   00/03/25 (Sat)  「虐待の証言得られず」聖小崎ホームが否定の会見−−内部調査継続も表明
2000/03/25(土) 毎日新聞朝刊
「虐待の証言得られず」聖小崎ホームが否定の会見−−内部調査継続も表明

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」の複数の関係者が児童虐待を証言した問題で、平田寛理事長ら施設側が24日、市役所で記者会見し、内部調査では「証言が得られなかった」と虐待を否定した。一方で、カマの柄や竹刀でたたいていたことなどは認め、調査は続けることを明らかにした。市児童家庭課も別に調査している。

 小田雅憲施設長によると、18日から保育士と指導員計11人を個別に事情聴取し、小学生以上の在園児・生約40人には21日夜「何かあったら(職員に)言って」と伝えたが、ともに虐待を証言する者はいなかった。市に届いた匿名文書で虐待を指摘された職員は「絶対にやっていない」と答えたという。食事抜きの罰や暴言は「ありえない」とした。卒園生や元職員には話を聞いていない。

 一方で小田施設長は「草刈りや剣道の練習で騒いだ子の頭などを職員がカマの柄や竹刀で、ちょんちょんとたたいたことはある。しつけの一環だ」と話した。

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2000/03/25(土) 読売新聞朝刊
虐待を否定 児童養護施設「聖小崎ホーム」

 八幡西区本城東の児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長)の職員が児童・生徒を虐待した疑いがあるとして、福岡市内の弁護士が県弁護士会に人権救済を申し立てた問題で、同ホームの施設長らが二十四日、北九州市役所で釈明の会見を開き、虐待を否定した。

 同施設には二歳から高校三年生までの六十人が入所。申立書では、一九九二年から今年二月にかけ、職員が児童らを竹刀で殴ったり、食事を取らせなかったりし、精神的、身体的苦痛を与えたとしている。

 これに対し、小田施設長は「市に寄せられた三十−四十の虐待といわれる事案を参考に、職員と児童・生徒に直接聞いて調べたが、体罰、虐待は一切なかった」と説明。「本施設には家庭で虐待を受けた子供たちが半数近くおり、どんな体罰も行わない指導をしている」と述べた。市児童家庭課が関係者から事情を聞き、調査している。

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2000/03/25(土) 西日本新聞朝刊
虐待疑惑の児童養護施設 「事実無根」と反論 施設長会見

 複数の職員による入所児童への虐待疑惑があるとして、福岡市内の弁護士から県弁護士会へ人権救済の申し立てが行われている児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長)=八幡西区=の施設長ら三人が二十四日、北九州市役所で記者会見し、虐待の事実はないと釈明した。

 小田施設長は、職員全員から聞き取り調査し、児童からも事情を聴いたことを説明。申立書で「職員が幼児の首をつかんで壁に投げつけた」「竹刀でたたいた」などと指摘されていることについて、それぞれ「事実無根」「軽くたたいた程度で教育の一環」などと反論した。また三月初め、同市児童家庭課に届いた虐待を訴える匿名文書に関し「送り主が分かりしだい名誉棄損で告訴する」との考えを示した。

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2000/03/25(土) 朝日新聞朝刊
「園児に虐待」救済申し立て 北九州の養護施設で

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」で、職員が子供たちに暴行や精神的な嫌がらせをしているとして、関係者が八尋八郎弁護士(福岡市)を通じて福岡県弁護士会に人権救済を申し立てていることが二十四日分かった。同じ訴えを受け、北九州市も施設関係者から聞き取り調査をしている。小田雅憲園長は「虐待の事実はない」と話している。
 申立書によると、ホームでは一九九二年から今年二月までの間に、二歳の男児が襟首をつかまれて壁に投げつけられたり、小学生の女児が雨の戸外で突き飛ばされたりした。怒鳴られたり、食事を抜かれたりすることも頻発していた、という。市は二日に調査を始め、四月中旬までに結果をまとめる方針だ。

 小田園長は「事実について職員にただしたが、『絶対にない』ということだった」と否定している。


   00/03/18 (Sat)  養護施設で虐待と内部告発 北九州市が調査開始
2000/03/18(土) 共同通信ニュース速報
養護施設で虐待と内部告発 北九州市が調査開始

 北九州市八幡西区の民間児童養護施設「聖小崎ホーム」で、職員が入所の児童や生徒を虐待していると内部告発があり、北九州市が調査を始めたことが十八日分かった。福岡県弁護士会所属の八尋八郎弁護士も、同弁護士会に人権救済を申し立てた。

 同ホームの小田雅憲園長は「虐待の事実はないと確信している」と話している。

 ホームには二―十八歳の五十九人が入所。元職員から事情を聴いた八尋弁護士によると、少なくとも一九九二年以降、複数の職員が布団たたきや竹刀でたたくなどの暴力を繰り返していた。中にはかまの刃の部分でたたく職員もいたという。

 北九州市には今月上旬、「虐待が行われている」と匿名の電話や投書があった。同市は小田園長や前園長、職員らから聞き取り調査をしており、四月半ばをめどに調査結果をまとめる。

 八尋弁護士は「施設のような狭い空間での出来事は外から見えない。見えない実態を日の当たる場所に出したいと考え、人権救済を申し立てた」と話している。

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2000/03/18(土) 西日本新聞夕刊
児童養護施設で虐待? 福岡県弁護士会に申立書 北九州市が調査 施設側は否定

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長)で、入所する児童を複数の職員が虐待している疑いがあるとして、福岡市内の弁護士が福岡県弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てていたことが十八日分かった。匿名の告発文書を受けた北九州市も調査に乗り出したが、小田施設長は「子どもたちが職員に虐待を受けることは、絶対に考えられない」と否定している。

 申立書によると、「同ホームの職員は、幼児の首をつかんで壁に投げつけたり、布団たたきや竹刀で児童をたたいたりした」としている。

 北九州市児童家庭課は三月初めに、虐待を指摘する二件の告発文書が届いたため、施設長と前施設長の二人に聞き取り調査をした。二人とも全面的に否定し、同市は「虐待の事実はない」と結論づけた。しかし、その後も同様の文書が届いたことから、九日に調査を再開している。

 同市児童家庭課によると、同ホームは二歳から十八歳までの男女約六十人が入所。一九四六年の設立で、児童虐待を防ぐための職員研修にいち早く取り組むなどの活動で知られているという。

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2000/03/18(土) 毎日新聞朝刊
<児童養護施設で虐待 日常的に暴行、暴言 元職員証言、市が調査開始−−北九州>

 ◇施設長「報告受けていない」

 北九州市八幡西区の児童養護施設「聖小崎ホーム」(小田雅憲施設長)で、入所の児童・生徒に複数の職員が暴行や暴言などの虐待を繰り返していると、元職員ら複数の施設関係者が17日までに証言した。県弁護士会に人権救済申し立ても提出され、市も調査している。小田施設長は「職員から報告がない」と虐待を否定している。【児童虐待取材班】

 関係者の証言や救済申し立てによると、虐待は少なくとも1992年以降、女性保育士や男性指導員計3、4人が主に幼児や小学生に対して続けている。

 具体的には、幼児の首をつかみ壁に向けて投げつけたり、児童を布団たたきや竹刀でたたく身体的虐待、生徒を指さし「(この生徒を)無視しなさい」と他の入所者に指示したり、「親類のところへ行きなさい」と施設から追い出すかのように女児に怒鳴るなどの暴言があった。机の引き出しを生徒に無断で探るプライバシー侵害も目撃された。

 女性保育士に話しかけても半年間も応えてもらえなかったという入所者は「理由が分からず心が痛めつけられた。職員の気分次第で1日1回は殴られたし、ハンカチをなくしたと誤解され、夕食抜きの罰を受けたこともある」と証言した。
 北九州市は3月上旬、匿名の告発投書2通が届いたため聞き取り調査を始めた。小田施設長や前園長から既に事情を聴き、退職職員や退所生も予定している。4月中旬をめどに調査結果をまとめる方針。

 県弁護士会への救済申し立ては3月上旬、事情を知った福岡市の弁護士が「暴行を放置すれば、入所者の死亡など重大な結果を招く」と考えて提出した。同会北九州部会が調べる。

 ホームは社会福祉法人が経営、現在は3歳児から高校生まで約60人が暮らす。施設内で毎月、職員研修をするなど北九州市内で六つある児童養護施設でも先進的な取り組みで知られる。

 関係者によると、一部職員が改善を訴えたところ、小田施設長や前園長は「厳しい、しつけも必要だ」と取り合わなかったという。小田施設長は「体罰に頼らない指導を日ごろから職員に指示しており、虐待があれば報告があるはずだ。報告がない以上、虐待はないと考えている」と話している。
 児童養護施設は児童福祉法に基づき、親の虐待などの事情がある児童・生徒が入所する施設。全国の施設では、95年に福岡市の「福岡育児院」▽96年に千葉県船橋市の「恩寵園」▽昨年8月に神奈川県鎌倉市の「鎌倉保育園」で体罰などの虐待が発覚。行政から改善勧告や指導を受けた。
 
◇事実なら懲戒権乱用

 神奈川県の「かながわ子ども人権審査委員会」委員長の高橋重宏・日本社会事業大教授(子ども家庭福祉論)の話 児童福祉法は懲戒権を認めているが、98年2月に「身体的苦痛を与えたり人格を辱めたりする」ことを「懲戒権乱用」として禁じる規定が通知された。証言が事実なら、いずれもこの規定に違反しており、北九州市の児童福祉審議会が調査し、改善勧告を出すべき事態だ。


   00/03/17 (Fri)  養護施設入所者の人権救済申し立て 北九州市のホームで
2000/03/17(金) 読売新聞西部夕刊
養護施設入所者の人権救済申し立て北九州市のホームで

 北九州市八幡西区本城東、児童養護施設「聖小崎ホーム」で、職員らが入所者を虐待している疑いがあるとして、福岡市内の弁護士が十七日までに、福岡県弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。

 申立書によると、同施設は社会福祉法人が経営。職員が一九九二年から今年二月にかけ、児童を竹刀で殴ったり平手打ちしたりしたほか、食事をさせないなどの精神的、身体的苦痛を与えたとしている。一方、北九州市も三月二日、児童虐待を指摘する匿名の投書が寄せられたため、関係者に事情を聞くなど調査したが、園長は「そういう事実はない」と完全否定、市も「現時点で虐待の事実は認められない」としている。


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