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   03/10/04 (Sat)  鳳雄会」補助金不正受給問題 「学園理事会解散を」市民団体が要望書
毎日新聞 2003/10/04(Sat)
鳳雄会」補助金不正受給問題 「学園理事会解散を」市民団体が要望書

 ◇市民団体、再建着手求め要望書

 千葉市内で乳児院や児童養護施設を運営する社会福祉法人・鳳雄会(黒田雄理事長)の「ほうゆう学園」(千葉市花見川区)が補助金を不正に受け取っていたとされる問題で、市民団体「全国施設内虐待を許さない会」(浦島佐登志代表)は3日、千葉市に対し、学園の理事会を解散させ、再建に乗り出すよう求める要望書を提出した。

 要望は、(1)学園の理事会を解散させる(2)その上で、学園職員と全国養護施設協議会の推薦を受けた者で構成する事業改善委員会を設置、委員会を市の監督下に置く(3)補助金の使途を明らかにした上で、学園再建に着手する――というもの。市側に文書で早急に回答を求めている。

 浦島代表は「学園の理事らは当初から補助金を他に流用する目的だったのだろう。市は直ちに学園を正常な事業に改善する責任を果たすべきだ」と強調している。

 これに対し、千葉市子ども家庭福祉課は「学園から20日までに改善案が出されることになっている。要望書を受け取ったばかりなので、これから対応を協議する」と話している。

 内部資料などによると、同学園は、備品や給食食材の購入を、同法人の理事が経営する会社を通して一括購入し、実際より高い金額で買ったように見せかけ、今年4月から6月までに約165万円の補助金を余計に受け取っていたとみられる。千葉市は7月、同法人への定期監査を実施。「備品や食材の仕入れにあたり、適正な価格で仕入れるよう努めること」との改善通知を出していた。【田中義郎】


   03/09/28 (Sun)  県議が理事長の社福法人、2施設 千葉市が改善指導
県議が理事長の社福法人、2施設 千葉市が改善指導
監査で15項目に問題あり

読売新聞 千葉版 2003/09/28

 今年七月に千葉市が行った社会福祉法人「鳳雄会」(千葉市花見川区)と、同法人が運営する乳児院「エンジェルホーム」、児童養護施設「ほうゆう・キッズホーム」への定期監査の結果、給食用の食材仕入れ方法など十五項目について問題があるとして、同市が改善指導していたことが二十七日、わかった。同法人理事長の黒田雄県議(44)は「公金の補助を受けて運営する施設で改善指導を受け、市民に申し訳ない」と謝罪した。

 市の監査指導によると、同法人は〈1〉給食用の食材の発注に関して、二施設に納入する業者の納入書や請求書に数量、単価が記載されていない〈2〉医務室に必要な医薬品を備えていない――など十五項目について問題があり、改善が必要だと指摘した。

 特に〈1〉について市は、食材の発注に関し、同法人の広瀬章子理事が納入業者の代表取締役を兼務していることもあり、誤解を招きかねない取引と指摘。納品書などには業者に単価や個数を記載させ、市場価格調査を実施し、適正な価格で仕入れに努めるよう求めた。これに対し、黒田理事長は、「理事が代表取締役を兼務する業者からの仕入れは市に問題ないと言われ、効率的に購入するため発注した。安い物を高く買ったという事実はない」と釈明した。

 市側は残りの項目についても施設運営に支障をきたすとして、同法人に来月二十日までに改善したことを証明する書類の提出を求めており、黒田理事長は「今後は書類をしっかりと作成し、誤解のない運営に努めたい」としている。




社福法人が補助金「不正受給」 千葉の鳳雄会、給食材料費差額165万円
毎日新聞 2003/09/28

 ◇市も監査し、改善要求

 千葉市の乳児院や児童養護施設を運営する社会福祉法人・鳳雄会(黒田雄理事長)の「ほうゆう学園」(千葉市花見川区)が、関連会社を通じて給食材料費などを実際より高く購入したように見せかけ、約165万円に上る補助金を受け取っていたことが、内部資料などで分かった。千葉市も同法人に監査を実施し、市場価格調査を行うなどの改善が必要と既に通知している。【坂本訓明】

 「ほうゆう学園」が運営する施設は、乳児院(定員20人)▽児童養護施設(定員50人)▽児童家庭支援センター――で、今年度、国庫から約1億5000万円、千葉市から約1250万円の措置費や事業費を補助金として受け取った。

 関係者によると、4月の施設設立当初、黒田理事長が内部会議を開き、給食材料の購入を、同法人の広瀬章子理事経営の有限会社「フォレスト」を通して一括購入するよう職員に伝えた。フォレストは施設から食材の注文を受け、小売業者に発注。その小売業者が施設に配達していた。請求書は月末、フォレストが作成し施設に届けていたという。

 内部資料によると、フォレスト側から施設への請求額は、4月が約82万円▽5月が約146万円▽6月が約105万円。これに対し業者からの納品伝票では、4月が約41万円▽5月が約74万円▽6月が約53万円――とフォレストの半額程度で差額は約165万円に上る。関係者は「差額がフォレストから法人側に渡っており、これは明らかに不正だ」と話す。

 この他、備品などについても、黒田理事長が以前に社長を務め、広瀬理事が経営を引き継いだ会社「アトラス」から購入。アトラスは施設に対し、100円ショップのラベルがついている物品を約10倍の値段で請求していたという。

 千葉市が今年7月、同法人への定期監査を実施し、給食材料や備品の発注について「食材の仕入れにあたっては、市場価格調査を行うなど適正な価格で仕入れに努めること」などとする改善通知を出した。また02年度の資金収支内訳表が未作成だったり、施設整備の入札経緯や業者選定書類などにも不備が見つかっている。千葉市は「わざわざ高い金額で食材を買えば、施設運営に支障をきたすことは分かるはずだが」と指摘している。

 ◇「不正、断じてない」 衆院出馬断念も「関係ない」−−理事長

 黒田理事長は27日、千葉市役所で会見し、「たまたま広瀬理事の会社から、学園に給食材料などを納入してもらったが、まとめて仕入れた方が安いと思い、お願いしただけだ。(高く購入したと見せかけ)措置費、補助金を不正に流用したことは断じてない」と釈明した。

 黒田理事長は旧自由党の県連幹事長で現職県議。次期衆院選に向け千葉2区から出馬の動きを見せていたが、前日の26日に緊急会見し、出馬断念を表明した。27日の会見後、黒田氏は、市の監査と出馬断念は「関係がない」と否定した。

 一方、広瀬理事は旧自由党系の現職千葉市議の実母。また、広瀬理事が社長を務めるフォレスト、アトラスには役員として黒田理事長の弟や後援会幹部が名を連ねている。【大場伸也】

千葉日報 2003/09/28
千葉市  社会福祉法人に行政指導

 千葉市から補助を受けて児童養護施設や乳児院を運営している千葉市花見川区犢橋町の社会福祉法人「鳳雄会」(理事長・黒田雄県議)で、支出の裏付けのない出費があるなどとして、同市から行政指導を受けていたことが二十七日、分かった。同市は改善報告書を来月二十日までに提出するよう求めている。黒田理事長は「書類的な不備があった。指摘された点を早急に改善したい」と述べた。

 同会は昨年六月ごろに社会福祉法人の認可を受け、千葉市や国からの補助を受け、今年四月に児童養護施設と乳児院を同所に開設した。

 同市が今年七月に行った社会福祉法人を対象とした定期監査の結果、見積書や納品書がなく支出を裏付けられない出費がある点や、給食食材の仕入れ価格が市場価格よりも高い点など、複数の改善すべき問題点があることが判明した。

 同会は、同会の女性理事が経営する飲食卸会社から給食食材の仕入れを行っており、四月から八月までの五カ月間で七百十四万円を支出。また、同じ女性が経営する福祉用品リース会社から、事務用品や生活用品などの仕入れを行っており、五カ月間で二百八十八万円を支払っているという。

 記者会見した黒田理事長は「高い物を購入している実態はない。問題があるようなら改善していく」と述べたが、二社との契約は続ける意向を示した。

 このほか、期末勤勉手当を含む人件費として千葉市が支給している措置費について、給与規定に同手当が規定されていない点や、就業規則などが従業員に明示されていない点、理事会の議事録が一部作成されていない点などについても指摘を受けた。

 市は先月、同会に対して問題点を改善するよう行政指導し、来月二十日までに改善報告書を提出するよう求めている。

 黒田理事長は「公金で運営する施設なので、監査の内容を公表した。誤解を招くような取引関係があったかもしれないが、指導を受けた点をすみやかに改善したい」と話している。

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千葉市“待望の施設” 鳳雄会の「ほうゆう学園」

 千葉市が行政指導を行った鳳雄会は、乳児院と児童擁護施設、児童家庭支援センターの複合福祉施設「ほうゆう学園」=同市花見川区犢橋町=を運営している。
 同学園の建設総事業費は八億五百万円。このうち千葉市から二億千三百万円、国から二億四千四百万円の補助金を受け、二〇〇三年四月にオープンした。理事は黒田理事長の妻ら六人で、従業員数は約四十五人。

 保護者の育児放棄や虐待、服役などの理由から、家庭で養育を受けられず、児童相談所から措置決定を受けた乳幼児・児童を受け入れている。現在、乳児院に十五人、児童擁護施設に十四人が入所。

 千葉市子ども家庭福祉課によると、乳児院は県内に三施設、児童擁護施設は同十六施設あるが、児童家庭福祉支援センターは県内初の施設で、「市としても待望の施設だった」(同課)という。

 千葉市の〇三年度当初予算では、同学園に措置費など計一億三千八百万円を計上している。
 隣接地には、医療法人社団「鳳雄会」の介護老人保健施設「ほうゆう苑」がある


   03/11/14 (Fri)  発注品、市価より割高 福祉法人鳳雄会を千葉市監査
東京新聞 千葉版 2003/11/14(Fri)
発注品、市価より割高
福祉法人鳳雄会を千葉市監査


 黒田雄県議が理事長を務める社会福祉法人「鳳雄会」(千葉市花見川区)が運営する児童養護施設などの備品や食材を購入する際に不明朗な取引をしていたとされる問題で千葉市の二度目の監査で、鳳雄会備品などの取引は、ほかの法人や市場価格より高額なケースが多いとして改善を求められていたことが十三日分かった。鳳雄会が同日、市に提出した改善報告書は、市場価格より高額な場合は、差額分を取引先会社から施設に寄付する形で還元するとしている

 鳳雄会は今年四月から、児童養護施設や乳児院を備える児童福祉施設「ほうゆう学園」を運営。現在、ショートステイを含め三十六人が生活している。国などの補助金が出る施設の備品などは、黒田氏や法人理事と関係の深い二社に一括発注していたが、両社の請求額が高すぎるとの疑問が出て、市が七月の定期監査で調査。この時点では、適正価格で購入するために市場価格調査を行うよう求めていたが、請求額が適正かどうかの判断はしていなかった。

 市は十月、随時監査で四ー九月の取引の二社と鳳雄会の伝票を照合。その結果、ほかの施設などより高額な取引が多いと判断した。黒田氏は「水増し請求などの誤解を避けるため職員を二人増やし、二社を通さず備品ごとの直接購入に切り替えた。以前は一括購入で人件費を抑えていたわけで、高額で購入した意識はなかった」と話している。(山田 晴子)


   03/11/21 (Fri)  千葉県児童福祉施設協議会の申し入れ書
千葉市長 鶴岡啓一様
               千葉県児童福祉施設協議会 会長

 9月27日のNHK・TV翌28日の朝刊各誌で取り上げられた、社会福祉法人「ほうゆう学園」(乳児院・児童養護施設)においてのいわゆる補助金不正受給問題は、大変遺憾な事態であります。
 千葉県児童福祉施設協議会は、これらの問題が当該福祉施設を利用している子ども達に対する福祉サービスの低下や、職員待遇や職員モラルの低下等を招くことについて大変危惧しております。社会福祉法人鳳雄会理事長および理事会に対しては、再びこのような問題が起きないような対策を講じるよう要請します。また、監督官庁であります千葉市に対して、事態の経過説明と改善に向けての指導を強く要請します。

(要請までの経過)
 10月15日に開催した千葉県児童福祉施設協議会施設長部会において、当該施設の問題について出席したすべての施設長が、この事態が及ぼす様々な影響を危惧しています。また、この会議において、児童養護施設ほうゆうキッズホームの施設長から、「今のところ、子ども達の生活については問題はない」との説明がなされました。
 施設長部会としては、施設長及び職員を精神的に支援することを、副会長から表明しました。なお、出席していた千葉氏の当該施設の関係部局からは、現在監査中であるため、千葉市としての意見等はありませんでした。
 翌16日、会長が千葉市の関係部局に出向き、再度事情の説明を求めるとともに今後の事態の打開について要請してまいりました。

 このような経過を踏まえ、千葉県児童福祉施設協議会役員として、いくつかの問題点を整理しました。関係者各位がそれらについて早急に対応されることを強く要請します。



(1)千葉市(監督機関)は、社会福祉法人鳳雄会に対し定期監査の監査指導および改善通知及び同法人の改善計画書を実施していますが、それらについて経過等を説明し、子ども達の生活水準および職員の待遇に悪影響がないように行政指導の強化を強く要請します。

(4)社会福祉法人鳳雄会は、報道されている事態について、明確に千葉市長はじめ千葉県内の児童福祉関係者に対して説明する責任があります。新聞紙上に報道されている疑惑の一つひとつに対して、的確に回答されるよう要請します。また、本会に対してもしかるべき関係者による説明を行ってください。

(5)社会福祉法人鳳雄会の理事会は、報道されている問題の実態を総括し、千葉市及び千葉市民、千葉県児童福祉関係者に説明を行い、法人及び施設運営を適正化する改善計画を明らかにして、子ども達の生活水準の低下を招かぬよう、また、職員待遇や職員のモラル低下を招かぬようすみやかに対処することを要請します。なお、法人及び施設運営の適正化に対して、千葉県児童福祉施設協議会は協力を惜しみません。


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060611
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