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児童養護施設 「福岡育児院」

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   09/02/1 (Sun)  児童養護施設福岡育児院における入所児童のケアについての事実認定報告書
福岡県に情報開示請求した資料をアップしました。

児童養護施設福岡育児院における入所児童のケアについての事実認定報告書


   08/02/15 (Fri)  福岡育児院に改善勧告 体罰問題で福岡市 人事の刷新求める
2008/02/15付 西日本新聞朝刊
福岡育児院に改善勧告 体罰問題で福岡市 人事の刷新求める


 福岡市は14日、昨年8‐9月に中高生6人の脱走問題が起きた児童養護施設「福岡育児院」(福岡市東区原田2丁目)に対し、改善勧告した。運営する社会福祉法人の理事長と施設長の辞任など人事の「刷新」を求める内容。同院は「理事会を早急に開き、対応を検討したい」としている。

 同市の第三者委員会は今月1日、福岡育児院で日常的な体罰による「虐待」があったと認定。同院は、市に「審査委の認識とは落差がある」との意見書を提出し、体罰を否定している。

 市は「しつけの一環でも『たたく』という行為は虐待や懲戒権の乱用に当たる。『認識の差』という問題ではない」と指摘。審査委の認定に基づいて「子どもの権利擁護に対する意識が職員全体に乏しい」などと問題点を挙げた。

 市の勧告内容は(1)理事長と施設長の刷新(2)管理監督の立場にある職員の人事上の措置(3)職員研修の徹底‐など6項目。3月13日までに、改善計画書の提出も求めた。

 運営法人の理事の1人である寺田正義施設長は「市と私たちの考えがかみ合っていないので、今後、市と十分に協議したい」と話している。

2008/02/14付 日刊スポーツ
体罰、暴言の児童養護施設に改善勧告


 福岡市は14日、同市東区の児童養護施設「福岡育児院」(石川勝理事長)で、体罰や暴言などの人権侵害があり、管理運営体制に問題があったとして改善を勧告した。理事長、施設長の辞任を要求したほか、3月13日までに改善計画書を提出するよう求めた。

 福岡市によると、育児院では複数の職員による体罰や長期間の外出禁止など過度の懲戒処分が行われていた。施設長は体罰を知りながら、市の調査に対し「体罰はない」と回答していた。

 市は「職員を指導すべき理事長、施設長らに子どもの権利擁護を守る意識が乏しい」と指摘。子どもの人権を尊重した施設運営を求めている。


   08/02/14 (Thu)  児童養護施設「福岡育児院」の処遇の改善について(勧告)
                                        こ家第1215号
                                        平成20年2月14日
社会福祉法人福岡育児院
理事長 石川 勝 様
                                       福岡市長  吉 田  宏
                                 (こども未来局こども部こども家庭課)

            児童養護施設「福岡育児院」の処遇の改善について(勧告)


 児童福祉法第46条第1項に基づき特別監査として、本市が平成19年8月28日から実施し
てきた調査の結果及び平成20年2月1日付の児童養護施設福岡育児院に関する審査委員
会からの「児童養護施設福岡育児院における入所児童のケアについての事実認定報告書
(以下、「報告書」という。)」により、貴法人が経営する児童養護施設福岡育児院に
おいて、児童福祉法に定める児童福祉施設最低基準(昭和23年厚生省令第63号 
以下「最低基準」という)に達しない入所者への処遇が認められました。このことは、
重大な問題であり、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第46条第3項の規定
に基づき、改善を勧告します。
 貴法人は、この勧告を真摯に受け止め、本改善勧告に対する改善計画書を平成20年
3月13日(木)までに提出して下さい。

                        記

1.児童福祉施設最低基準に達しない事項及び問題点
(1)虐待等の禁止(最低基準第9条の2)及び懲戒に係る権限の濫用禁止(最低基準第9条
  の3)に抵触する事実として認められる事項。
  @ 朝食時、掃除をしていないことを理由に、自室にいた児童に対し顔面を殴打したのち
   蹴るなどの暴行を行い、さらに児童に対し空き缶及びペットボトルを投げつけたことな
   ど、複数の職員によって入所児童に対し体罰が行われていること。(第9条の2、第9条
   の3)
  A 複数の児童に対して、院を出て行けという趣旨の発言を行っていること。
   (第9条の2、第9条の3)
  B 門限破りなどの罰として1〜2週間程度の外出禁止が行われていること。
   (第9条の3)
  C 停学期間中に限らず、問題を起こした児童が集団から隔離され生活をさせられて
   いること。(第9条の3)
  D 一人あるいは若干名が門限を破ったことなどを理由に、当該規則違反をしていな
   い児童に対しても一様に門限を変更したり、清掃をさせていること。
   (第9条の3)
(2)児童福祉施設最低基準に達していない事項が生じた管理運営体制の主な問題点
  @ 入所児童に対する体罰や暴言などの懲戒権の濫用等にあたる行為が数多く認めら
   れ、子どもの権利擁護に対する意識が理事長、施設長、次長、主任指導員など職員
   全体に乏しく、経験の少ない職員に対する指導、支援、スーパービジョンが適切に行
   われていないこと。
  A 施設長は、施設における懲戒権の濫用等の状況を把握していながら、一切の体罰は
   なく、外出禁止も行っていないとして、職員からの聞き取り調書を市に提出していない
   など事実を解明するために適切な対応をとっていないこと。
  B 理事会は、施設長に対する指導が不十分であるなど事実を解明するために適切な
   対応をとっていないこと。

2.児童福祉法第46条3項に基づき改善勧告する事項
(1)児童養護施設は、入所児童の安心、安全、安定した生活の拠点であり、権利擁護を
 基本として養育の充実と治療的なケア、そして社会的自立までの援助・支援の場である
 という理念を、施設の基本方針に盛り込み、職員全体に十分周知徹底させること。
(2)今回の事態を生じさせた理事長及び施設長の責任を明確にし、刷新すること。
(3)理事会については、法人運営の職責を果たし得るよう十分体制を整え、適切なケアの
 確保と施設の運営改善に取り組むこと。
(4)懲戒権の濫用に当たる行為が数多くあったにもかかわらず、職員に対して、適切な
 指導、 支援、スーパービジョンを行ってこなかった管理監督の立場にある職員につい
 ては、その責任を明確にし対処すること。
(5)施設職員全体に対し、懲戒に係る権限の濫用禁止など子どもの権利擁護にかかる
 意識を 向上させるための研修を徹底して行うこと。
(6)入所児童のケアについて明確な基準の規定を整備するとともに、ケア技術の向上を
 図る指導を徹底すること。

3.その他
(1)報告書でも指摘されている「持ち物検査」及び「児童間の暴力を職員が放置」、「不適切
 な指導内容・指導方法」は不適切な対応であるので、これらについても十分踏まえた改善
 計画とすること。
(2)今後の法人役員等の執行体制の整備については、市と十分協議の上、行うこと。
(3)この改善勧告に従わない場合は、児童福祉法第46条第3項の規定による改善命令を
 行うことがある。


   08/02/6 (Wed)  体罰指摘された福岡育児院、「していない」と意見書
2008/02/06付 読売新聞
体罰指摘された福岡育児院、「していない」と意見書


 福岡市東区の民間児童養護施設「福岡育児院」の指導員らが、入所児童・生徒に体罰を加えたと指摘されていた問題で、同育児院は6日、「体罰というほどの行為はしていない」とする意見書を市に提出した。

 同育児院の寺田正義施設長は「子どもを自立させるため、厳しく言う部分はある。指導員が口裏を合わせて隠ぺいしたようなこともない」と話した。

 同育児院を巡っては、市の審査委員会が1日、少なくとも2件の体罰があったと認定。「体罰は繰り返し行われ、人権侵害にあたる」とする報告書を市に提出した。


   08/02/2 (Sat)  「育児院が体罰」認定 6人脱走問題 福岡市審査委 事実隠す体質指摘
2008/02/02付 西日本新聞朝刊
「育児院が体罰」認定 6人脱走問題 福岡市審査委 事実隠す体質指摘


 福岡市東区の児童養護施設・福岡育児院で昨年8‐9月、中高生6人が施設を脱走、市の児童相談所に保護を求めた問題で、市の第三者審査委員会は1日、施設側の日常的な体罰と暴言による「虐待」、外出禁止や隔離生活による「懲戒権の乱用」を事実として認定。施設の「事実を隠す体質」「管理運営の問題」も指摘し、吉田宏市長に適切な対応や処分を求める報告書を提出した。

 同委員会は高橋重宏・東洋大社会学部長を委員長に弁護士ら5人で構成。問題発覚後の10月から入所児童や職員らも含め聞き取り調査を実施。施設を監督する市は同育児院に指導、改善勧告など行政処分を出す方針。

 報告書は昨年5月と8月の2件の体罰を認定。部屋の掃除をしていないなどを理由に、職員が部屋や食堂で生徒に殴るけるなどの暴行を加え、空き缶などを投げ付けたとした。「これ以外にも複数の職員が体罰を行っている」と日常的な体罰を認定。「院を出て行け」との暴言も含め、児童福祉法上の「虐待」に抵触するとした。

 また、規則違反した子への1カ月の外出禁止や別室での隔離生活、ほかの子への連帯責任としての罰が、児童福祉法上の「懲戒権の乱用禁止」に抵触すると指摘。持ち物検査や集会での罰決め、子ども同士の暴力の放置も「不適切」とした。

 同育児院は体罰自体を否定している。しかし報告書は、子どもたちの証言は具体的かつ詳細で、体罰を目撃した子どもの証言も大筋で一致したとしたほか、育児院の指導員日誌には職員の不適切な対応が多数記録されていたという。

 同育児院では1995年と2004年にも職員による体罰問題が発生。01年には当時の理事長による運営費流用事件も起こっており、報告書は育児院や理事会の管理運営上の「自浄能力」が欠けていると指摘。「発覚当初、育児院は体罰を認めるような報告を市にしていたが、今は事実を隠す行為に及んでいる」と厳しく批判した。

 同育児院の寺田正義施設長(70)は西日本新聞の取材に「主張が全く受け入れられず認定内容は論外。だが事態を収束させるため週明けに辞意を表明したい」と話している。
2008/02/02付 日刊スポーツ
福岡育児院の体罰確認


 福岡市東区の児童養護施設「福岡育児院」で職員から暴行を受けたなどとして、男子生徒6人が児童相談所に保護を求めた問題を調査していた審査委員会は1日、体罰や暴言などの人権侵害が確認されたとの報告書を福岡市に提出した。

 審査委員長の高橋重宏東洋大教授は「育児院は子どもの人権を守る意識が低く、隠ぺい体質が強い」と厳しく指摘。市は報告書をもとに、育児院に改善指導する。

 育児院側は虐待を全面的に否定していたが、市の特別監査で児童70人のうち33人が体罰を具体的に証言。長期間の外出禁止など過度の懲戒処分を記録した指導日誌も見つかり、審査委は「子どもへの権利侵害が繰り返された」と結論づけた。

 福岡市は年に1度の定期監査で指導日誌を調べていたが、市こども家庭課は「資料がそろっているかなどの形式面だけで、中身を見ていなかった」と落ち度を認めた。

2008/02/02付 読売新聞
「民間養護施設で児童ら20人に体罰」福岡市審査委が報告書


 福岡市東区の民間児童養護施設「福岡育児院」の職員らが、入所する児童や生徒に体罰を加えた疑いが浮上した問題で、市が設けた審査委員会(会長=高橋重宏・東洋大教授)は1日、「体罰は繰り返し行われており、人権侵害にあたる」とする報告書を吉田宏市長に提出した。

 計20人の子供が体罰を受けたと証言したほか、育児院が調査に対して文書提出を拒み、体罰隠ぺいを試みたことも指摘した。市は対応を検討する。

 報告書では、体罰として▽指導員が昨年8月、男子の顔面を殴り、ペットボトルなどを投げつけた▽別の指導員が昨年5月、別の男子を突き飛ばし、顔面を殴った――の2件を認定。「他の複数の職員も体罰を行っていた」とした。

 さらに、「育児院を出ていけ」という暴言を「心理的な虐待」とした。また、罰として少なくとも1〜2週間の外出禁止を科したのは「懲戒権の乱用」とし、これらは「国が定めた児童福祉施設の最低基準に反する」と指摘した。

 調査では、子供70人のうち33人が「体罰があった」と証言。うち20人が自分が体罰を受けたと訴え、「証言は具体的で信用性が高い」と認めた。

 一方、施設側は審査委に対し、「不満を募らせた子供による施設への仕返し」と説明。施設による職員の聞き取り調査の書類提出を拒んだという。審査委は報告書で「自浄能力に欠ける」と批判した。

 吉田市長は「深刻に受けとめている。適切に対処していきたい」と述べた。

 一方、寺田正義施設長は「しつけの範囲であり、体罰と言われるほどの暴力はない。施設としての意見を市に出したい」と話した。

 育児院では、体罰を訴える男子生徒6人が昨夏、市こども総合相談センターに保護を求めた。市は「中立的な立場で調査する」として昨年10月に審査委員会を設置した。

2008/02/02付 読売新聞
育児院体罰、運営実態厳しく指弾審査委…福岡育児院


「しつけ」施設側は反論

 「子どもの権利擁護に対する職員全体の意識が乏しい」――。福岡市東区の児童養護施設「福岡育児院」で職員による児童・生徒への体罰が指摘されていた問題で、事実関係を調査していた審査委員会は1日、育児院の施設運営の実態を厳しく指弾した。一方、施設側は「しつけの範囲」と反論し、体罰であることを強く否定している。

 審査委が報告書で認定した体罰は、子どもの顔を殴ったり、ペットボトルを投げつけたりしたなどの内容。規則を違反した子どもに対する1〜2週間の外出禁止や連帯責任を負わせる指導などについても、「懲戒権の乱用」と判断した。

 委員長の高橋重宏・東洋大教授は記者会見で「あってはならない深刻な事件だ。施設は極めて真摯(しんし)に反省する必要がある」と指摘。育児院が職員の聞き取り調書を市に提出しなかったことから、「事実を隠ぺいしており、大変残念だ」と批判した。

 市は2004年にも職員らによる暴言などを巡って育児院を指導。その後は年1回の定期監査や子どもとの面談を行ってきたが、審査委が報告した実態は把握していなかった。

 井上るみ・市こども部長は「今後このようなことがないようしっかりと指導していく。市としても反省すべき点は反省し、改善策を考えたい」と述べた。

 一方、同育児院の寺田正義施設長は取材に対し、子どもを引っ張るなどの行為があったことを認めた上で、「しつけをしっかりしなければ、子どもたちが不良になるのを防げなくなり、どうしても必要なこと。審査委の報告書は市の調査結果だけを重んじ、施設の主張は軽んじられた内容」と話した。

 育児院は週明けにも理事会を開き、対応を検討する方針。寺田施設長は「市の特別監査を受けることになった責任を取る」として、施設長を辞任する意向を示している。(緒方慎二郎)


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