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児童養護施設 「白蓮寮」

   2009/02/07 (Sat)  佐川の養護施設懲罰問題:前施設長、体罰容認の姿勢 角材で殴打も判明 /高知
佐川の養護施設懲罰問題:前施設長、体罰容認の姿勢 角材で殴打も判明 /高知

毎日jp
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090207ddlk39040666000c.html

 ◇第三者検証委、県に最終報告

 佐川町の児童養護施設「白蓮寮」で入所児童に行き過ぎた懲罰を加えていた問題で、第三者による検証委員会が6日、県に最終報告書を提出した。新たに角材で児童を殴打していた事実も判明し、検証委は前施設長(懲戒解雇)に「体罰を容認する姿勢があった」などと結論。再発防止策として人事体制を刷新し、職員が自由に意見交換できるなど、民主的な施設作りを目指す方針を示した。【服部陽】

 施設ではペナルティー名目で、児童に炎天下での草むしりや石運びを強要するなどの懲罰を加えていたことが発覚。昨年11月に県が改善を勧告した。

 報告書では、問題の要因として体罰容認のほか、前施設長の職員や児童に対する管理支配▽理事会や第三者委員制度の機能不全−−など12項目を列挙した。

 ◇「同朋会」で使途不明金

 さらに前施設長が理事長を兼務する社会福祉法人「同朋会」で使途不明金が見つかったといい、検証委員長の岩城正光弁護士は「前施設長は施設を私物化しており、放漫経営の責任もとるべきだ」と主張した。

 同朋会は昨年12月に理事・監事全10人が入れ替わり、新体制がスタート。今後、職員の研修や子どもの権利意識の向上などに努め、今夏をめどに検証委が改善の進捗(しんちょく)度をチェックするという。

 新たに理事長のポストに就いた田村輝雄県議は「二度とこのようなことを起こさない施設に変革し、児童の家族にふさわしい施設に生まれ変わりたい」と話した。

毎日新聞 2009年2月7日 地方版




「前理事長 体罰容認の姿勢」

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20090206-OYT8T00984.htm

 県内の児童養護施設が昨年4〜9月、喫煙や無断外泊した子どもたちに炎天下で草むしりをさせるなどの体罰を加え、県から児童福祉法に基づく改善勧告を受けた問題で、施設の運営法人から委託された検証委員会は6日、「前理事長に体罰容認の姿勢があり、体罰容認という施設内の文化が形成されていた」とする報告書を県に提出した。また、前理事と監事が全員辞任したことを受け、新理事と監事が1月29日に就任したことを報告した。

 報告書では、「前理事長の管理支配で職員が萎縮(いしゅく)し、施設の自浄機能が喪失した」「第三者委員制度も機能しなかった」と背景に踏み込み、「厳しくしつけないと、子どもの非行性を抑えられないという施設内風土を築き上げてきた」と説明。経営面でも、「ワンマン運営で多くの職員が辞めざるを得なかった」「不透明な会計処理が強くうかがえる」と指摘した。

 再発防止策として、職員会議の改革や労働環境の整備、積極的な意見交換により「施設の民主的運営」を行うことや、職員研修の充実などを挙げた。

 岩城正光・検証委員長は「子どもたちの福祉のためではなく、経営者的に運営するようになっていた。子どもたちの側に立った民主的な運営をする。これを機に、日本一と言われる施設になってもらいたい」と要望。施設運営を点検するため、夏頃に再度、検証を行うことを明らかにした。

(2009年2月7日 読売新聞)


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